下顎前歯の発育葉
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は小児歯科の分野から下顎前歯の発育葉についてです。
症例です
下顎の中切歯です。
歯が萌出(ほうしつ:歯が出てくる事)してくると歯の尖端がデコボコしています。
これを発育葉と言います。
発育葉は前歯のかみ合わせのバロメーターになります。
発育葉があるということは前歯で咬む機能が正常に獲得されていないことを意味します。
上顎骨の発育異常や反対咬合、開口などの異常を起こしているかもしれません。
前歯が咬み合っていないので発育葉が見られます。
正常に咬み合うようになると、すり減って平らになって行きます。
投稿日:2011年5月12日 カテゴリー:小児歯科