菌血症について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から菌血症についてです。
歯科処置を行った場合は一過性の菌血症の状態にあります。
菌血症とは体の中に細菌が入り込んでいる状態です。
細菌が体に入り込んでも免疫によって細菌が退治されるので問題はありませんが、
極端に免疫が低下していると敗血症を引き起こします。
ある報告によると抜歯を行った場合は18~100%で菌血症が発生していると報告しています。
過度の菌血症は心臓疾患があったり、免疫力の低下で重篤な影響を引き起こします。
抜歯後に処方される抗生剤は指示どおり内服すべきだと思います。