ドライマウスの原因による分類
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野からドライマウスについてです。
口腔が乾燥する原因として5つあります。
それぞれ見てみましょう。
①薬剤性ドライマウス
薬の副作用なので内服薬の変更か、減量を行います
②老人性ドライマウス
加齢による唾液分泌の低下のよりおこるので、人工唾液など対症療法を行います。
③神経性ドライマウス
ストレスが原因です。
ストレスを軽減するように生活環境を整える必要があります。
④糖尿病性、腎不全性ドライマウス
糖尿病の治療と人工唾液などの対症療法を行います。
糖尿病は歯周病を増悪するだけではなく口腔乾燥にも関連します。
⑤シェーグレン症候群
人工唾液の使用や、唾液分泌促進作用のある薬(サリグレン)の処方を行います。
ドライマウスになると舌痛症を発症する割合も高いのが現状です。
上記のどこに原因があるか考えないといけません。
投稿日:2011年6月10日 カテゴリー:口腔外科