歯科におけるエックス線線量の比較
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科放射線の分野から歯科におけるエックス線量の比較についてです。
一般的な歯科診療所で撮影するレントゲンは2種類です。
パノラマレントゲンとデンタルレントゲンの2種類です。
パノラマ:全体の総覧撮影
全体的な疾患の把握に有効です。
局所の細かい病態の把握には向きません。
デンタル:局所を詳しく見るためのレントゲン
細かい部分の把握を行うために必要となります。
インプラントの状態を確認したレントゲン写真です。
さくま歯科ではデジタルレントゲンになりますので、
アナログのレントゲンよりも被爆は少なくなります。線量は1/2から1/3となります。
おおよその線量は以下のとおりです。
デジタルパノラマ撮影は1枚で0.02ミリシーベルト
デジタルのデンタルは1枚で0.01ミリシーベルト
アナログのデンタル撮影は1枚0.022ミリシーベルト
この値からすると
デジタルのパノラマレントゲンはアナログのデンタル写真と同じ被爆量です。
デジタルレントゲンではかなり被爆が軽減できると言えます。