セラミック修復とメタル修復の違い
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はむし歯修復の分野からセラミック修復とメタル修復に違いについてです。
最近、問い合わせメールや診療室での質問の中にはかなり専門的な事柄まで尋ねられる事が多く、
すごいよく勉強しているなあとびっくりします。
関心を持って頂いて嬉しくも思います。
ブログでは歯科治療に関する情報発信を行っていますので、今後も参考にしてみてください。
セラミック修復とメタル修復について見てみましょう。
セラミック修復は、歯質とセラミックを接着させて治します。
歯とセラミックの間にはセメントスペースが必要になりますので、メタル修復程の精度は必要とされません。むしろ、スペースを接着性のセメントで封鎖すると考えているのです。
セラミックインレーとセラミックアンレー
一方、メタル修復は歯との適合が要求されます。
セメントは歯と金属の間に介在するだけで、機械的にはまり込んでいるだけになります。
機械的にはまり込むために詰め物の精度は高くないといけません。
18Kゴールドインレー
また、ゴールドは延びがある軟らかいマテリアルで、
口の中にセットした後も歯に延びてへばりついてゆく性質があります。
メタルなので、セラミックよりも強度があるという利点もあります。
見た目はゴールドなので審美性ではセラミックスの方が上です。
利点欠点を判断してマテリアルを選択しないといけません。
投稿日:2011年6月13日 カテゴリー:むし歯修復