歯周ポケットとサルカス
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から歯周ポケットとサルカスについてです。
歯周ポケットとは病的な状態をいい、サルカスとは健全な歯肉溝のことを言います。
歯周病の治療では、治療の要所で歯周検査を行いますが、
このとき歯肉溝が4mm以上になると病的な状態ですので、
これを歯周ポケットと言います。
3mm以下の健全な状態のことは、歯周ポケットとは言わず、
サルカス(健全な歯肉溝)と言います。
3mmを境にして、
健全と病的を分けているのは歯ブラシの毛先が届く範囲が3mmとされているからです。
歯周ポケットの測定は治療の効果を判定するのに大変重要な検査なのです。
投稿日:2011年7月11日 カテゴリー:歯周病