歯周病と早産,低体重児
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から歯周病と早産、低体重児についてです。
早産、低体重児出産の危険因子としては、年齢、喫煙、飲酒、麻薬などがあげられますが、
歯周組織の健康状態の悪化も関連があるされています。
歯周病による炎症物質濃度が上昇し、
頸管熟化と子宮収縮が引き起こされ早産にいたると考えられています。
実際、口腔内の細菌が血中に入り、産科器官まで達することが確認されています。
歯肉炎の口腔内
歯肉がボコボコに腫れています。
歯石の付いた口腔内
歯石の中には無数の細菌が入っています。
口腔内の健康の向上が必要です。
定期的なクリーニングに努めましょう。
投稿日:2011年8月23日 カテゴリー:歯周病