反対咬合について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正の分野から反対咬合についてです。
反対咬合の数字的なデータを見てみましょう。
発症率は3~4%と言われていて、
矯正治療を受けている患者さんでは20~30%とされています。
ロングフェースの顔貌は難症例に移行する可能性が高く、注意が必要です。
二次成長を開始する10歳までに前歯の被蓋を改善しないといけません。
症例です。
反対咬合です。
上顎前歯が下顎前歯より後ろに位置しています。
側方歯群を見ると、上顎の乳犬歯が下顎の第一乳臼歯の位置にあります。
骨格性の反対咬合です。
かなりの難症例です。
このままでは将来的には外科処置を行わないと治りません。
10歳までに床矯正で上顎の成長を促し、下顎の成長を抑制しないといけません。
投稿日:2011年10月3日 カテゴリー:矯正