関節雑音について(顎関節症)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から関節雑音についてです。
関節雑音には、雑音を消す事ができる場合と消せない場合があります。
ポイントは2つです。
①時間
関節雑音が出現して3ヶ月以内は消せる場合が多くあります。
3ヶ月を経過すると適応変化が起こる確率が高く、関節雑音を体が許容してしまうからです。
②円板整位顎位(えんばんせいいがくい)
下顎を前方に出して咬んだときに関節雑音が鳴らなれば関節雑音が消せる可能性が高いです。
このようなケースでは円板整位運動で雑音の消失を図ります。
消せない関節雑音か消せる関節雑音かは診察を受けてみるべきです。
投稿日:2011年11月22日 カテゴリー:顎関節症