歯科医療に関する一般生活者への意識調査
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科医療に関する一般生活者への意識調査についてです。
この調査結果によると、全体の55%が歯や口腔に異常を感じているが、
治療しているのは16%にとどまっているという数字がでていました。
歯科医院に受診するきっかけは「痛みや腫れ」が45.8%で最も多く、
「定期的に通う時期だから」20.6%という結果で
予防歯科が定着しているとは言えない数字が出ていました。
歯科医療に対する関心が低い訳ではなく、
「歯科疾患と全身の病気との関係」90.8%
「歯並びや噛み合せが悪いと、顎関節症、歯周病の原因につながる」89.7%
「定期的な歯科医院でのチェックが虫歯や歯周病の予防につながる」86%
といった高い割合で関心がある事もわかりました。
歯科医師会から欲しい情報には
「歯や口の中の主な疾患と予防法、歯の正しい磨き方」が最も多く45.4%でした。
歯科医療を提供する側からも予防歯科に関する情報発信や、
指導が不足していると言える結果だと思います。
今後の規制緩和によって医療が自由化されると、
国民皆保険制度の維持や治療に質の維持は難しくなるでしょうし、
利益追求型の構造に変化する事は当然予想されます。
今回は文章ばかりになってしまいました。
投稿日:2011年11月18日 カテゴリー:その他