ブラキシズムから歯を守る(歯ぎしり)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は、顎関節症の分野から、ブラキシズムから歯を守るに関してです。
ブラキシズム(歯ぎしり)に関してはわかっていない事が多くあるのが実情です。
臨床では対症療法が主体となります。
ブラキシズムを止めるのではなく、
ブラキシズムによって起こる有害な事象に対し対策を講ずる訳です。
スプリントを入れることで、歯と歯が直接擦れてしまうのを防ぎます。
左の写真がスプリントです。赤い点で示すように全部の歯があたるように調整します。
右の写真がスプリントを装着した所です。
歯ぎしりをしてもスプリントが減ってくれるので、歯を守ることができると思います。
投稿日:2011年12月25日 カテゴリー:顎関節症