乳歯の癒合歯(ゆごうし)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は小児歯科の分野から癒合歯についてです。
癒合歯とは、発育中に歯胚が結合してしまった歯の事で、乳歯に多いとされています。
また、後続永久歯が欠如することもあり注意が必要です。
症例
上顎の乳歯です。
二本がくっついた状態になっています。
癒合歯を上から見ると2本の歯が境目がなくくっついているのが確認できます。
正面から見ると2本の歯がエナメル質を共有して癒合し1本になっているのがわかります。
歯の形態異常のため虫歯になりやすいので注意が必要です。
投稿日:2012年1月16日 カテゴリー:小児歯科