医療の規制緩和とTPP
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は医療の規制緩和についてです。
TPPへ参加すると歯科の分野でも規制緩和が行われることが予想されます。
深い内容なので一言で難しいのですが、様々な所からの情報を元にザックリと書きます。
混合診療が本格的に解禁となるので選択肢が広がるのは良い事ですが、
医療技術が進歩しても保険導入が進まず、
自由診療でしか最先端の医療は受けられない状態が長く続くと思います。
また、株式会社が参入すれば利益追求型の診療に舵を切りますので、
利益の高い治療を優先し、利益の低い内容は、
そこそこにしましょうと言う事になるでしょう。
日本の人口ピラミッドを見ると2030年には40歳以上の人口が大多数を占めるようになり、
2055年には65歳が人口の3分1になると予測が出ています。
超高齢社会になり、益々医療費がかかる社会になるのは明らかです。
財源がないのはわかっているので、
TPPとは関係なく医療制度の改革が必要なこと確実と言えます。
いろいろな事が言われていますが、実際はどうなるのか規制緩和が進まないとわかりません。
投稿日:2012年2月15日 カテゴリー:その他