閉口障害(脱臼、顎関節症) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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閉口障害(脱臼、顎関節症)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 

日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。

今回は顎関節症の分野から閉口障害(へいこうしょうがい)についてです。

顎関節の問題として、口が開かなくなると言う事以外にも、

口が閉じなくなってしまったり、閉じにくくなる障害があります。

顎関節症の開口障害に比べて頻度は低いのですが、煩わしい病態です。

閉口障害の原因には関節円板が原因になる場合と、

口を開け閉めする筋肉が原因する場合があります。

MRIを撮像して精査する必要があります。

関節円板が原因の場合、関節円板の動きを出すようにすると、

閉口障害の頻度が低下します。

筋肉が原因の場合は、開口練習によって筋肉をストレッチするのが有効です。

閉じなくなるのが怖いので口を開ける事に抵抗があり、

筋肉が固まってしまうためにストレッチと言う訳です。

投稿日:2012年3月2日  カテゴリー:顎関節症