小児の歯ぎしり
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から小児の歯ぎしりについてです。
歯ぎしりは臨床でも大きな問題を引き起こします。
虫歯や歯周病と並んで歯科医師が取り組まなければならない大きな課題です。
症例です。
子供の歯ぎしりがすごくて、歯が減ってきたとの事で受診されました。
乳歯が半分以上すり減っています。
歯を上からのぞいてみるとエナメル質はなくなり神経が見えています。
このケースの場合は、レントゲンで永久歯との交換がもうすぐと判断できましたので
経過観察となりました。
小児にも歯ぎしりは存在します。
歯ぎしりをなくす事はできません。
成人の場合はスプリントで対策を立てるべきです。
投稿日:2012年3月20日 カテゴリー:小児歯科, 顎関節症