親知らず抜歯後の瘢痕
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から親知らず抜歯後の瘢痕についてです
症例です。
右下の歯肉が白板症か扁平苔癬ではないかと言われていたので気になって受診されました。
右下の親知らずを数年前に抜歯したとのことでした。
上から眺めてみると抜歯した所は問題なく治っています。
正面から見ると少し白い部分が確認できます。
これはちょうど親知らずを抜歯した時の切開部分にあたり、
瘢痕化して硬くなっています。
白板症や扁平苔癬といった粘膜疾患とは違います。
心配はいりません。
気になる粘膜に状態は診察を受けましょう。
投稿日:2012年10月17日 カテゴリー:口腔外科