歯根のう胞とCT検査
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯内療法と口腔外科の分野から歯根のう胞とCT検査についてです。
症例です。
難治性根管治療のケースです。
長期にわたり根管からの排膿が止まらず、CT検査を行いました。
CTでは口蓋側に嚢胞があり、歯の根尖部分を外側に押しのけているのがわかります。
根尖部分の病変が慢性化できれば、なんとか抜歯は避けられますが、
排膿が止まらないのであれば抜歯を考える必要があります。
歯科用CTは2次元ではわからない病巣の広がりをはっきりと把握できる検査です。
投稿日:2012年11月20日 カテゴリー:口腔外科, 歯内療法