下顎の親知らずとCT検査 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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下顎の親知らずとCT検査

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から下顎の親知らずとCT検査についてです。

親知らずは下顎管(下歯槽神経が入っている管)に近接している症例が多く

抜歯には注意が必要です。

パノラマは基本的なレントゲン検査ですが、

3次元の構造の1部を断層撮影しているに過ぎ神経の走行ははっきりしません。

そこでCT撮影が必要になります

症例です

下顎の親知らずの抜歯前診査でCT撮影を施行しました。

0000004516__CT_20130412165248.jpg

ピンク色の管が下顎管です。

このように下顎管をはっきりと描出できます。

このケースでは抜歯後に下顎管が露出しましたが、神経麻痺は出ませんでした。

術前にCTで診査することで偶発症のリスクが予想できます。

投稿日:2013年5月9日  カテゴリー:口腔外科