インプラントの感染
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はインプラントの分野からインプラントの感染についてです。
インプラント埋入後の偶発症に感染があります。
抗生剤の内服を行いますが、稀に感染を起こしてしまう事があります。
症例です
右下に3本のインプラントを埋入したケースです。
右下5番部に埋入したインプラントが感染を起こしてしまいました。
遠心側の歯肉が落ちてしまいインプラントが露出してきました。
撤去されたインプラントです。
インプラント上部は感染にため色が黒く変色しています。
感染したインプラントのみ撤去して新たなインプラント体を再度埋入します。
舌側低位に埋入します
骨を充填し縫合します。
インプラントは稀に感染を起こす事があります。
このように偶発症が起こってしまったら、
早めに状況を把握し方針を転換する必要があると私は考えています。
早い段階で撤去して条件を整える事で、長く機能させる事ができます。
投稿日:2014年12月12日 カテゴリー:インプラント