インプラントかブリッジか?
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はインプラントの分野から治療法の選択肢として
インプラントかブリッジかについてです。
歯がなくなった場合の選択肢としてどちらを選ぶか?よく考えないといけません。
インプラントにもブリッジにも利点・欠点があります。
インプラントは無くなった歯を取り戻すようなもので、
力学的な観点、隣の歯を削らないという意味ではベストな治療法です。
経済的な負担が大きい事や外科処置が必要な点は短所と言えます。
一方、ブリッジは従来からの治療法です。
無くなった歯の咬合圧を隣の歯が負担しますので、負担荷重が心配されます。
負担が過重になる事でブリッジを支える歯がダメになってしまい、抜歯を行うと歯の欠損が長くなりブリッジも大きくなる、ドミノ倒しのように欠損部が大きくなって行く訳です。
骨の状態や隣在歯の状態など総合的に考えて判断すべきだと思います。
下の写真はジルコニアブリッジです。
金属を使わないでセラミックのみのブリッジが可能になっています。
治療を時間軸で考えてまずはブリッジで治して、その後トラブルが発生するようならそこでインプラントを考えても良いかもしれません。
投稿日:2015年4月24日 カテゴリー:かぶせ物, インプラント