歯の咬耗について
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯の咬耗(こうもう)についてです。
一般的に食事で歯を合わせている時間は1日20分くらいと言われています。
それ以外の時間で歯を合わせていると顎を動かす筋肉や歯に負担がかかる訳です。
症例です。
咬筋の痛みがあるケースです。口腔内を見てみます。
歯が咬耗し臼歯ではエナメル質が摩耗し歯が丸くなり、小臼歯から前歯はエナメル質がなくなり象牙質が出てきています。
下顎には骨隆起があり骨にも強い力がかかっている様子が伺えます。
何もしていない時に歯が接触する事を歯牙接触癖(TCH)といいます.
このTCHを是正する事が顎関節症や歯のトラブルには有効です。