授乳と歯科治療時の投薬
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は授乳と歯科治療時の投薬についてです。
歯科治療で行われる投薬はほとんどが抗生物質と消炎鎮痛剤です。
抗生剤はニューキノロン系以外はほとんど問題がありませんが、鎮痛剤は授乳に関する記述がなく注意しないといけません。
母乳は血液と同じと考えて良い訳で、薬を内服すれば、血中に移行した物は母乳に出ていると考えて構いません。
ロキソニンやボルタレンは乳汁への移行が確認されており投与中の授乳は中止するようになっています。カロナールは授乳について記述がありません。内服は最終的にはご自身の判断と言う事になります。
妊娠中や出産後はホルモンバランスの変化や生活環境の変化から口腔内の状態が悪化する場合が多くしっかりとケアしておく必要があります。
投稿日:2015年8月12日 カテゴリー:むし歯修復, 口腔外科