本当に顎関節症か? | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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本当に顎関節症か?

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は顎関節症の分野から「本当に顎関節症か」についてです。

顎関節症は鑑別診断が大切です。

鑑別すべき疾患が除外出来た時点で顎関節症となります。

症例です。

「顎が痛くて他院でスプリントを装着したが良くならない」との主訴で受診されました。

診査してみると3つの痛みが混在していました。

1つ目は歯髄炎、2つ目は知覚過敏、3つ目は顎関節症(咬筋痛)

顎が痛いと訴えていますが、主訴の原因は歯髄炎なので歯髄炎の処置を行います。

歯髄炎はスプリントでは治りません。顎が痛いイコールすぐにスプリント治療という考え方はトンチンカンだと思います。

診査・診断が大切で、診断が決めれば処置方針が自ずと決定されます。

投稿日:2015年9月24日  カテゴリー:顎関節症