2つの粘液嚢胞
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は口腔外科の分野から2つの粘液嚢胞についてです。
症例です
右の下唇と正中部の2カ所に粘液嚢胞ができています。
2つとも同時に摘出となりました。境界明瞭の無痛性腫瘤であり、粘液嚢胞ですが、病理検査を行います。
粘液嚢胞は大きくなると潰れてしまう事があり、摘出が難しくなります。その場合はまた大きくなるのを待って摘出します。唾液の流出障害によって起こりますので、つぶれて唾液の流出障害が改善されると消えてしまう事もあります。
投稿日:2016年4月11日 カテゴリー:口腔外科