3歳児の口腔内について
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は小児歯科の分野から3歳児の口腔内についてです
乳歯の萌出は生後6ヶ月くらいから始まり、2歳5ヶ月頃20本の乳歯がずべて生えてきます。ただ、乳歯の萌出には個人差も大きくあります。発育障害や、内分泌異常など全身的な原因や、外傷、歯肉の肥厚など局所的な原因もあるので注意が必要です。
歯が出てきた時点から細菌の定着が始まります。身体や精神の発達を観察すると同時に、口腔ケアに気を配らないといけません。口腔ケアについてはまたの機会に書きたいと思います。歯磨きだけではなく、食事の間隔や唾液の持つ緩衝能にも目を向ける必要があると思います。
この時期は精神的な発達が著しく、社会性や協調性が芽生え、意思疎通が可能になる時期で私は基本的に母子分離で治療を行います。
投稿日:2016年10月13日 カテゴリー:小児歯科