妊娠と智歯周囲炎
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は口腔外科の分野から妊娠と智歯周囲炎についてです。
妊娠によりホルモンバランスが変化すると口腔内では歯肉が腫れやすくなります。
歯肉が腫れるトラブルで一番多いのが『親知らずの腫れ』です。
消炎が必要になるので抗生剤の内服が必要になりますが、内服の判断は患者さんご自身の決定と言う事になります。
抗生剤の内服で血中に入った薬は胎盤を通して胎児にも移行します。
妊娠中の歯科治療は必要であれば安定期に行うのが一般的ですが、妊娠前からも口腔内環境についてはケアしておく必要があります。
投稿日:2016年12月9日 カテゴリー:口腔外科