根尖性セメント質異形性症
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から根尖性セメント質異形性症についてです
歯のセメント質が増殖してできる病変で、炎症の波及がない限り処置の必要はありません。
症例です
右下7番の根管治療のためCT撮影を行いました。
手前の第一大臼歯の根尖部に類円形の不透過像を認めます。根尖部と連続していてセメント質異形性症と思われます。
インレー修復されていますが、特に炎症の波及がなければ経過観察です。
レントゲン撮影でたまたま発見される事が多い疾患です。
投稿日:2017年1月12日 カテゴリー:口腔外科