オーラルフレイルと健康寿命
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は予防歯科の分野からオーラルフレイルと健康寿命についてです。
平均寿命が延びて超高齢社会に突入するという話しをよく聞きますが、実際は10年程度なんらかの介護を必要とする時期があり、健康寿命は寿命から10年程度を差し引いた期間と言われています。
寿命が延びているわけですが、自力で生活できない10年間という期間は変わっていないので、健康寿命も伸びています。
なんらかの介護を必要とする10年間をいかに短くし、平均寿命イコール健康寿命にしていくかが課題となっています。
「臓器・疾患別医療」から「生活の質を支える医療」への転換を迎えているので、咬合機能の回復や現状を維持したり、虫歯を予防していく予防歯科の重要性が増しています。健康作りとは健康寿命の延伸を意味し、全身的な虚弱が口腔内の機能崩壊から始まる事を考えると口腔ケアが重要です。
定期検診で状態を維持し、問題がある場合は治療しないといけません。
投稿日:2017年4月19日 カテゴリー:予防歯科