顎関節症のクレピタス音
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会認定 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から顎関節症のクレピタス音についてです。
関節雑音にはいろいろ種類がありますが、
クレピタス音は「ジャリジャリ」と表現される事が多いです。
クロースドロックと言って、関節円板が位置の異常を起こし、口が開かなくなる病態が長期化した場合に発生する関節雑音です。
クレピタス音は消すのが難しい関節雑音です。関節円板の後方に位置する靭帯があり関節と靭帯との摩擦が発生する際の音です。関節円板は完全に前方に位置し、ノーマルな位置に戻すのは難しい状況です。
顎関節症は病態によって治療法が異なります。
気になる場合は早めの診察が重要だと思います。
投稿日：2017年9月25日 カテゴリー：顎関節症
