歯石除去の大切さ
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は歯周病の分野から歯石除去の大切さについてです。
歯周病は歯周病菌による感染症です。
プラークや歯石が沈着する事で歯肉の炎症を起こし、徐々に歯周組織を壊して行きます。歯肉には生体内へのバリア機構がありますが、このバリアを突破すると歯周組織の破壊が始まります。
一度、骨がなくなると特殊な条件を除いて骨を再生させるのは難しくなります。
歯石は、どんなに頑張って歯ブラシしても付着してしまいます。
定期的な歯石除去を行い歯肉の健康を保ちましょう。
歯周病は定期的な管理が必要であり、程度の差はありますが、成人の80%が歯周病と言われています。歯の喪失原因で大きな割合を占めるので、歯周病予防が大切になります。特に30代、40代の予防意識を高める事が重要です。これはフレイルの入り口を阻止する事につながるからです。今は大丈夫でも10年、20年後の結果が大きく変わります。時間軸が大切です。