矯正治療と顎関節症
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科
日本顎関節学会認定 顎関節症専門医 佐久間 琢です。
今回は顎関節症の分野から矯正治療と顎関節症についてです。
矯正治療後に顎がおかしくなったとの事で診て欲しいという患者さんが受診されました。自分の希望した仕上がりとは全く違い、噛み合せを気にするあまり顎が痛くなったと言う事でした。
実際、顎関節症で咬合に対する違和感を訴えるケースが多くあります。咬合が問題になっているケースもありますが、安易な咬合治療は避けるべきです。
悪い噛み合せは治すべきですが、顎関節症イコール噛み合せが悪いではありませんので、その点は注意しないといけません。咬合をかえても顎関節症の症状が無くなるという保証はありません。
投稿日:2018年5月12日 カテゴリー:顎関節症