顎関節症とMRI検査
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は顎関節症の分野からMRI検査についてです。
MRIは関節円板の位置や形態を描出するだけでなく、顎関節周囲の状況や骨の中の情報まで得ることができ、一般的なレントゲン撮影より多くの情報を得ることができます。
顎関節症の病態で関節に雑音がある場合、関節円板の位置異常があるかどうか精査が必要な事があります。関節円板がすでにずれていたり、口を開け閉めする時のみ関節円板がずれたり、いろいろとパターンがあります。
診察してある程度のものは対処可能ですが、精査を行い治療方針を決定した方がいい場合や、治療していても改善傾向を示さないものはMRI検査をすべきです。