外来診療の役割
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は訪問診療の分野から外来診療の役割についてです。
平成30年の保険改定で口腔機能異常症や口腔機能低下症が保険収載され、ライフステージによる口腔内の変化に対し、管理することが大切であると認められましたが、保険での算定にはハードルが高いので中々算定が進まない現状があると思います。
従来の外来診療は治療中心に推移していますが、この治療中心から、機能の維持を中心にするように移行することが推奨されます。これは在宅診療を想定しているのですが、在宅歯科診療ではできることが限られるので、外来で口腔内の状態を安定させ、在宅に移行していく事が大切となります。
口腔内を安定させメンテナンスしやすい環境にしておく事が外来診療における最重要課題であると言えます。
投稿日:2018年10月2日 カテゴリー:訪問診療