線維腫の摘出
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は口腔外科の分野から線維腫の摘出についてです。
線維腫は良性腫瘍に分類されます。
症例です
右下唇に境界明瞭の腫瘤を認めます。
粘液嚢胞か線維腫かはっきりしません。摘出して病理検査します。
麻酔後、摘出して縫合します。
この場所は粘液嚢胞が好発する場所ですが病理検査の結果、線維腫でした。粘液嚢胞は唾液腺が原因となってできるので、中身は唾液です。柔らかい感じですが、繊維種はやや硬い感じです。
粘膜にできた疾患は病理検査が大切だと思います。病理検査する事で確定診断できますので、追加治療の有無、経過観察の必要性などがわかります。
投稿日:2019年2月19日 カテゴリー:口腔外科