舌痛症(ぜっつうしょう) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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舌痛症(ぜっつうしょう)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から舌痛症(ぜっつうしょう)についてです。

ドライマウスの方は舌痛症を発症している割合が高いと言われています。

舌痛症とは器質的障害がないのに、舌がピリピリ痛む病気です。

歯科心身症の20%を占めるとも言われています

舌が痛む病気の中には、舌癌、口内炎、扁平苔癬など鑑別しないといけない疾患もありますので、

気になる症状は放置せず受診すべきです。

一般的に口内炎と言って受診する方が多いのですが、粘膜の疾患には色々あります。粘膜の疾患にはどのようなものがあるか見てみましょう。

190.jpgのサムネール画像

初期の舌癌:白板症のようにも見えますが、組織検査では舌癌でした。

IMG_7682.JPG

頬粘膜の白板症:境界明瞭な白い病変です。

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舌の白板症

白板症前癌状態です。要注意の疾患です。

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頬粘膜の扁平苔癬(へんぺいたいせん):白色でレース状の病変です。

 

このように口の中の粘膜疾患にはいろいろな病態があり、対処方法が違います。気になったら診察を受けてみるのがよいと思います。

投稿日:2019年3月4日  カテゴリー:口腔外科