小児の齲蝕・歯肉炎予防
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は予防歯科の分野から小児の歯周病予防についてです。
近年、予防意識が高まり、小児の虫歯が減っています。
歯を磨くだけでなくフロスの使用やフッ素入り歯磨き粉の使用など当たり前になってきました。
もう一つ私が大切だと思うことは間食の回数と時間です。
間食の回数が多いと口腔内が酸性になる機会が多くなり歯は脱灰されて行きます。再石灰化も起こりますが、脱灰が再石灰化を上回れば歯は溶けて行きます。間食は時間を決めてダラダラ食べないようにしないといけません。
また、甘いものは虫歯菌の栄養源になりますので、虫歯になりやすいと思います。注意が必要です。
小学生、中学生と成長するに連れて、う蝕が減少傾向を示し、歯肉炎が上昇する傾向を示します。これは一度、乳歯が抜けて生え変わる事で虫歯がリセットされることによります。歯肉炎の増加はプラークの付着が増えている事を示しています。混合歯列期で行われていた仕上げ磨きが無くなる事で、自分で歯みがきをするようになる訳ですが、自分でケアする事の重要性を認識しないといけません。
投稿日:2019年8月20日 カテゴリー:予防歯科