歯を失う原因と予防歯科
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は予防歯科の分野から歯を失う原因についてです
現在、武蔵野市の成人歯科検診を行っていますが、そもそも定期健診を受ける目的は、現在の口腔内の状況を把握すると同時に、歯を失う原因について理解する事であると思います。
歯の破折などもありますが、原因の多くは虫歯と歯周病です。この二つで約8割を占めます。
よって、虫歯と歯周病を重点的に予防する事が歯を残すことに繋がると言えます。
小学生の3人に一人は100歳まで生きる時代になるので、6歳臼歯は単純計算で94年間機能しないといけません。予防歯科と言うと虫歯にしないとか歯周病予防と行った事に重点を置きますが、実際は歯だけではなく、口腔周囲の筋肉なども含んだ摂食・嚥下機能を長く維持し口から物を食べる事にあると思います。
歯磨きや歯石の除去に焦点を当てるだけでなく、小さい頃から食べる事に関心を持つ事は大変重要だと思います。