セレックを使ってみて思うこと3
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
セレックを使ってみて思うこと3
私がセレックを導入し、初めて作ったセラミッククラウンです。
代診の先生の歯が取れたので、セレックで作らせてもらいました。
セレックブロックといって長石系セラミックです。私がよく使うe-maxやジルコニアとは違う材質です。強度が弱いので、実際患者さんに使う事はほとんどありませんが、研磨のみでセットできますので、歯を削ってからセットするまで、90分でできます。
色調、表面のテクスチャー、形態など90分でセラミッククラウンがセット完了できるのは本当にすごい事です。
セレックには多数のセラミックブロックが用意されているので、状況に応じてブロックの選択が可能です。私は強度を重視しますので、二ケイ酸リチウムとジルコニアをメインに使いますが、時間絵を重視する場合はハイブリットのブロックやジルコニア強化型のケイ酸リチウムを使用する事もあリます。
こんな機械を作るドイツ人は本当に凄いなあと思います
質実剛健とか言われますがドイツ人の物作りにはかなわないなあ。
ジャーマンプロダクトといった感じです。
セレックではできないセラミック臨床もありますが、用途が本当に広くほとんどのケースをカバーできます。今後もセレックによるセラミック臨床を推進したいと考えています。
投稿日:2019年10月5日 カテゴリー:その他