セラミックの特徴について
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回はセラミックの特徴についてです
セレックには多くのマテリアルが存在し、症例に応じて選択する事が可能です。
私は二ケイ酸リチウムと酸化ジルコニウムを主に使用しますが、長石系やハイブリッド系の物も選択できます。
二ケイ酸リチウムとジルコニアは熱を入れる必要があるため、作成に時間がかかりますが、ケースによっては午前にセレックで口腔内スキャンを行い午後にセットする事が可能です。これは、神経のある歯を治療する際にとても重要な事です。
早くセットする事で、歯を刺激や汚染から守る事ができます。
口腔内は細菌や、食べ物の残りで汚れています。当日にセラミックをセットする事で歯面を汚染から守る事ができます。従来の粘土のような材料で型を取って治す方法では7日程度仮の詰め物で過ごすため、歯面の汚染は必ず起こります。歯質を汚染から守る事で、接着強度が増し、神経を刺激から守ることができます。
投稿日:2020年6月9日 カテゴリー:審美歯科, セレック(CEREC)