白板症について
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間 琢です
今回は口腔外科・粘膜疾患の分野から白板症についてです
白板症は前癌状態とされていて、要注意の粘膜疾患です。
白板症にはタイプがあり赤い部分が混在していたり
境界が不明瞭の物は癌化する事があるとされています。
症例です。
舌の側面に白色の病変を認めます。
検査の結果、早期の癌である事がわかりました。
境界のはっきりした部位とはっきりしない部位があり、精査が必要です。
確定診断は病理検査すべきです。
細胞の異形性の度合いにより経過観察するか切除するか判断する事になります。
投稿日:2020年9月19日 カテゴリー:口腔外科