新型コロナウイルスのエアロゾル感染
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今月は新型コロナウイルスについて書いています。
新型コロナウイルスについては分かっていない事も多くありますので、全てが正しい訳ではない事をご理解の上、お読みいただけると幸いです。
エアロゾル感染についてです。
歯科治療ではエアロゾルが発生します。
当院では発生したエアロゾルを口腔外バキュームと特性のシールドで遮断し吸引します。これにより空気中へのエアロゾルの放出を防ぎます。
この様に顔全体をシールドが覆います。
もし、無症状の新型コロナウイルスの感染者を治療した場合、唾液にはウイルスが含まれているので、治療によってエアロゾルが発生し、ウイルスが放出されることになります。しかし、歯科治療で発生するエアロゾルは水で薄まって発生するので、ウイルス量が減ります。
さらにイソジンの治療前含嗽を行なっているので、口腔内のウイルス量は減っており、これが水で薄められるので、ウイルス量はさらに少なくなります。
そして、特性シールドと口腔外バキュームで発生したエアロゾルをブロックし吸引するので、空気中に出てくるウイルスはかなり少ないと思っていただいていいです。歯科医療従事者側のウイルス暴露はかなり少なくなります。
治療により空気中にウイルスが漂うことは無いので、換気を行いながら診療を行う事で感染リスクを下げています。
投稿日:2020年11月15日 カテゴリー:その他