顎関節症における間欠ロック
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から間欠的クローズドロックについてです。
最近、間欠的ロックのケースが多く受診されたので取り上げます。
顎関節症には様々な病態があります。
間欠的クローズドロックとは、普段は関節雑音があり開口出来ますが、
ある時はアゴがロックして開口できなくなる病態で、
ずらして開口したりすると開けることができるようになります。
ロックすることもあるが、解除することもあるという顎関節症において非常に煩わしい病態です。
雑音の発生や、間欠ロックの発生からすぐであれば、回復できる確率が上がります。
時間が経過してしまうと関節が適応変化を起こしてしまい、病態が固定されてしまう事があります。
早めの診察が大切です。
気になる症状は受診すべきです。
投稿日:2020年12月5日 カテゴリー:顎関節症