扁平苔癬(へんぺいたいせん)について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から扁平苔癬(へんぺいたいせん)についてです。
扁平苔癬は原因不明の炎症性疾患です。
腫瘍とは異なります。
炎症をコントロールする対症療法がメインになります。
C型肝炎の場合、高い確率で口腔内に出現すると言われています。
症例を見てみましょう。
舌の辺縁に白色と赤色の混在した部分があります。
頬の粘膜にも舌と同じようなレース状の白斑が認められます。
扁平苔癬(へんぺいたいせん)は炎症性病変のため、
自覚症状としては痛みやひきつれ感があります。
上の写真は扁平苔癬(へんぺいたいせん)の典型例です。
症状は良くなったり悪くなったりするのが特徴です。
炎症をコントロールする必要がありますので、
気になる状態であったら受診して診察を受けましょう。