歯根の形態
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から歯根の形態についてです。
症例を見て見ましょう。
症例1
矯正科からの便宜抜歯の依頼です。
下顎の小臼歯です。
根の尖端が肥大しています。
このような抜歯は骨に引っかかり、結構難しいです。
症例2
虫歯になった上顎の親知らずです。
抜歯してみると根がすごく細くなっているのがわかります。
一方の歯根は一見すると折れているようにも思います。
このような場合はレントゲンにて確認します。
残っている歯は無く、無事に抜けています。
親知らずの歯根形態は複雑であることが多く、
抜歯を難しくする要素の一つになっています。
投稿日:2021年2月10日 カテゴリー:口腔外科