舌の下にできた口内炎
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から口内炎についてです。
一般的には唇や舌、頬に出来ますが、舌の裏側にも口内炎はできます。
症例です。
右の舌の裏面です。
白い楕円形の部分が確認出来ます。
上皮が欠損して潰瘍になっています。
口内炎は粘膜に出来た小さな傷に口腔内の細菌が感染して起こります。口内炎が出来やすい方は粘膜が弱い方の場合が多く、口腔内の細菌量を減らすようにしないといけません。定期的なクリーニングが必要です。
口内炎は対症療法がメインになりますが、
原因については様々で、注意しないといけない疾患です。
悪性腫瘍の可能性もあり、なかなか治らない口内炎は注意が必要です。
概ね14日が基準になります。
投稿日:2021年4月10日 カテゴリー:口腔外科