新型コロナウイルスと歯科医療
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は新型コロナウイルスと歯科医療についてです。
何回かに渡って書きたいと思います。
新型コロナウイルスの出現で、ニューヨークタイムスがもっとも危険な職業として歯科を取り上げてから、日本でもマスコミでは危険、危険と報道され歯科は危険という印象が一人歩きしていると感じます。
歯科という診療科は元々、歯周病や虫歯を扱っていますが、いずれも、歯周病菌や虫歯菌による感染症であり、常に感染対策を行いながら診療している診療科であると思います。昔からB型肝炎ウイルスを念頭においた感染対策を基本にしてます。
標準予防策(スタンダードプリコーション)を遵守している診療所がほとんどで、現在のところ、歯科医院でのクラスター発生は報告がありません。歯科医師や歯科衛生士の市中感染例はありますが、歯科医療従事者と患者間における感染例は現在の所、ありません。
診療行為においてはエアロゾルの発生する場面が多いのになぜなのか?エアロゾル対策については次回に書きたいと思います。