人生100年時代と予防歯科
こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は人生100年時代についてです。
小学校の学校医をしていますので、先日歯科講話をして来ました。
全校生徒は集まれませんので、5年生対象に話しをしました。
現在の12歳の半分が107歳まで生きるというデータがあるそうです。
単純に100歳まで生きたとすると、6歳で萌出する永久歯は94年間機能しないといけない事になります。すごい長い。
いかに永久歯を虫歯にしないで機能させるかを考えないといけません。
それはすでにお母さんのお腹の中にいる時から始まっています。
歯の元になる組織は赤ちゃんがお腹の中で作られていますので、お母さんは栄養に十分注意しないといけません。
また、生まれて来てからも乳歯が生えてくると虫歯菌の定着が始まります。
口の中の細菌層が悪くなると、改善が難しくなりますので、乳歯は虫歯になっても良いのではなく、乳歯が虫歯になるということは永久歯になっても十分注意しないと大変な事になるという事です。
炭水化物を摂取する限り虫歯と歯周病は無くなりませんので、よくケアすることが重要です。