隣接面、歯頚部の虫歯
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です
今回は虫歯修復の分野から、隣接面、歯頚部の虫歯についてです。
症例です。
側面から歯を眺めてみると、歯と歯肉の境目が黒くなり、かぶせ物の下が空洞になっている様子がわかります。虫歯が進行しているので、かぶせ物を外して、虫歯を除去しないといけません。
このように歯と歯の隣接面や歯肉やかぶせ物の境目は虫歯になりやすいので注意が必要です。
接着性セメントを使用するセラミック修復も2次虫歯の発生を低減できます。
治療したと言っても人工物で修復したにすぎないので境目が存在します。適合精度、セメントの劣化、咬合力、など口腔環境にもよりますが、維持するには咬合調整や定期的な歯石除去が不可欠です。
投稿日:2021年7月15日 カテゴリー:むし歯修復