セラミックと金属の比較 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

お気軽にご質問・ご相談ください

◆診療時間 9:30~13:00/14:00~18:00

◆休診日 木曜日・日曜日・祝日

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-12

0422-20-8447

診療予約はこちら

セラミックと金属の比較

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間宅です。

今回は被せ物の分野からセラミックと金属についての比較についてです。

セラミックは金属アレルギーの心配がなく、安全性に優れている修復材料です。近年ではセラミックの物性が向上し高品質のセラミック修復が可能になっています。色調も優れていて審美的です。しかし、セラミックの欠点としてよく言われるのがセラミックの破折です。

では金属がセラミックより優れているのかと言うと、一概には言えません。

金属が破折することは稀ですが、力がかかると金属が取れてしまったり、金属との境目の歯質が破折したりします。また、使うセメントの劣化から2次虫歯を引き起こす事があります。

セラミックが割れると言うことは力がかかっている証拠であり、歯が割れるのではなくセラミックが割れてくれて歯を守ってくれたと言うことにもなります。金属は明らかに硬いので、金属自体は割れないけども歯に楔を打ち込むようなもので、歯の破折につながる事もあります。

私はセレックを使うので、単冠であれば、セラミックは1日治療が可能です。

すぐにセラミックをセットできるので、歯面の汚染が少なく接着に有利です。

金属では仮詰で1週間近く過ごすので、歯面が汚染されます。

金属は保険適応されるので、安価にできるというのは利点です。

経済的な負担のハードルがクリアできるなら、セラミック修復が良いと思います。

 

投稿日:2021年9月13日  カテゴリー:かぶせ物, セレック(CEREC)