舌(ぜつ)について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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舌(ぜつ)について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科  佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から舌についてです。

普段、ご自身のを見ることは少ないと思います。

鏡でじっと観察してみると、びっくりすることがあると思います。

舌に何かできものができていると受診される方が多いです。

症例を見ていきましょう。

PICT0094.JPG

舌の根元には舌扁桃(ぜつへんとう)、有郭乳頭(ゆうかくにゅうとう)があり、

舌を前に出してみると、奥の方がデコボコしていたりします。

さらに血管が走っていて見慣れないのでびっくりしてしまいます。

紫色の所が血管です。

一見すると病気に見えますが、正常です。

舌扁桃(ぜつへんとう)は炎症を起こすと腫れて痛むことがあります。

PICT0095.JPG

上の写真のように表面が割とスムーズな舌もあります。

最後にもう1症例。

File0026.jpgのサムネール画像

この症例は舌癌です。

癌は無秩序な組織の増殖ですので、なくなることがありません。

上皮が欠損しますので、痛み出血をともないます。

舌だけでなく、気になる部分あったら診察受けるようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2021年10月12日  カテゴリー:口腔外科